より広くタイムリーな処置を!診療看護師とは?

医療の人々NP, 診療看護師

病院では外部に向けて広報活動を行なっている場合が多く、私もシーズンごとに発行される広報誌を読んでいました。その中で 「県内にわずか5人!診療看護師」 と記載がありました。県内に5人というのも凄いですし、診療看護師というのを聞いたことがなかったので今回調べてみました。

診療看護師とは

診療看護師とはNP(Nurse Practitioner)とも呼ばれ、一般的な看護師と比べてより広い診療を行うことができ、大きな特徴としては医師の不在時でも手順書に基づいて行う 特定行為 の実施と、医師からの指示による医師の診療のサポートが行えます。

ここでいう特定行為とは(21区分38行為)あり、一般の看護師に比べ高度な知識・技能が必要となるものです。その中でも薬剤の投与が行えることが特質すべき点だと思われます。 健康診断での採血や、インフルエンザの予防接種など医師の監督下・指示下で行為を行うことは一般の看護師でも可能です。(私はコロナのワクチン接種の時など必ず医師が行なっていたので薬剤の投与は医師しかできないと思っていました。) しかし、診療看護師は担当患者の診察や検査の実施を行い、高度な知識及び技能を持って薬剤の投与などさまざまな医療行為を行うことができます。

現場での医師の判断を待たずに患者さんへの対応が行えるのでタイムリーな処置を行えやすくなります。

アメリカなど海外では50年以上も歴史を持つ職種で、海外では医師から独立して開業して診療・検査・処方などを行っているそうです。日本ではこれらの権限は認められていませんが、経験や実績を積んで認められることで法律や制度が変わっていくかもしれません。

特定行為看護師とは

少し似たような制度に 特定行為看護師 というのがあり保健師助産師看護師法に位置付けられた研修制度で、2015年10月から開始されています。通常の看護師は患者さんの症状を医師に伝え、医師の指示のもと特定行為を行うことができますが、特定行為看護師では、医師からあらかじめ指示された手順に基づき患者さんの特定の症状があれば特定行為を行うことができます。

診療看護師との違いは、医師からあらかじめ指示されることにあります。事前に指示されていれば病状を観察して処置ができる特定行為看護師、事前に指示がなくても自らの医学・知識によって医療行為を行う診療看護師ということだと思います。

診療看護師になるには

診療看護師になるためには、看護師としての現場経験を5年以上積み大学院のNP養成課程を修了(修士)する必要があります。そしてその後診療看護士の認定試験に合格すれば晴れて診療看護師として勤務することができます。

診療看護師になるには

合格すればずっと診療看護師として働けるものではなく、5年ごとの資格更新が必要となります。

期待されていること

医師の働き方改革で、医師の長時間労働の削減になることが期待されていると思います。医師は通常業務に加え容態急変時の対応、長時間の手術、また人手不足などにより業務負担が増大しています。なので業務の一部を高度な技術・知識を持った他職種にタスク・シフティングし業務負担軽減・労働時間短縮の取り組みが推進されています。

病院で医師の事務作業の補助を行なっているMAはある程度いますが、診療看護師は日本では約250名程度であり、沖縄県内では数名程度しかいないそうです! このように貴重な人材である診療看護師は病院でも期待されているので引く手数多だと思われます。病院によっては手厚い手当があるので目指す価値はあると思います✨

まとめ

私は看護師は看護養成所などで受験資格を得てなるのが一般的だと思っていたのですが、それ以上に大学院に進む道があるのかと今回調べて驚きました。 

個人的に、修士課程修了だとMr(マスター)、博士課程修了だとDr(ドクター)と学位がつくことに憧れがあります笑。(ちなみに大学卒業はBa:バチェラーらしいですがあまり馴染みがないです)

私も負けないようにSEとして高度な知識を得るために資格試験など挑戦したいです。個人的に狙っているのは情報処理安全確保支援士なんですが、試験が難しいだけでなく定期的な更新と更新費用が必要なのがネックです…